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今、一番輝いている彼女たちの“青春物語”─

2022年サンダンス映画祭 正式出品。2022年フォートマイヤーズ映画祭(米) 最優秀ドキュメンタリー賞受賞。2022年サウスサイド映画祭(米)最優秀作品賞受賞。2022年(第40回)ベルガモ・フィルム・ミーティング(伊)最優秀ドキュメンタリー賞受賞。2022年Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭 正式出品。2022年テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭 正式出品

70歳のチア・リーダー

出演:カレンダー・ガールズ
監督:マリア・ルーフヴード&ローヴェ・マルティンセン
2022年/スウェーデン=アメリカ/カラー/85分/ドキュメンタリー
日本版字幕:松岡葉子 配給:パンドラ

6月23日(金)よりアップリンク吉祥寺にてロードショー!!

メイクも衣装もバッチリ! みんなをワクワクさせてあげる!シニア女性たちの友情と挑戦、青春の親密なポートレート!

Introduction イントロダクション

教会やパーティーに呼ばれれば魔法のトナカイに。空軍の同窓会ではピンクのユニコーンに。高齢者施設ではゾンビに!彼女たちはフロリダで最もアツいシニア女性だけのチア・ダンスチーム<カレンダー・ガールズ>!年間100回以上もの公演を行い、週に3回の練習をこなし、自分たちで振付けし衣装も作る!パワフルで前向き、おしゃれ大好きな彼女たちのダンスの裏には、持病との闘い、夫の無理解、服役していた過去を持つメンバー、老いとの向き合い…それぞれの女性の過酷なバックグラウンドがあった。みんな、何かしら大変なことはあるけれど、互いに励まし合い、全力でサポートし合う。好奇心と探求心、創作意欲にまっすぐな彼女たちの、友情と連帯、夢とユーモアいっぱいの“青春物語”が今、始まる‼

いくつになってもやりたいことに全力で挑戦!
多くの女性にエールを贈る
ハートフル・ドキュメンタリー‼

カレンダー・ガールズは、2005年からフロリダ南西部の人々の心をつかんできたチア・ダンスチーム。多くはリタイアした女性たちで、ほとんどがダンス未経験。周囲の目線を気にしつつも、それをはねのけてやりたいことを追求する彼女たちの姿は、<シニア女性>であることへの挑戦とも言える。女たちの体形はさまざまで、もちろん皺もある。しかし豪華な髪飾りとキラキラのメイク、超ミニ・スカートで思いっきりダンスを披露する姿に、見る人はまちがいなく魅了されるはず!

初長編監督作にして
サンダンス映画祭正式出品の快挙!

監督のマリア・ルーフヴードとローヴェ・マルティンセンはスウェーデン出身。初長編監督作である本作で、2022年フォートマイヤーズ映画祭(米)最優秀ドキュメンタリー賞、2022年サウスサイド映画祭(米)最優秀作品賞、2022年(第40回)ベルガモ・フィルム・ミーティング(伊)最優秀ドキュメンタリー賞等受賞など高い評価を得ている。また、2022年サンダンス映画祭ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門でプレミア上映された他、2022年Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭など世界各地の映画祭で上映されている。

About 作品概要

フロリダを拠点とするチア・ダンス・チーム<カレンダー・ガールズ>の活動を追った本作は、練習風景や公演の様子、ポップでカラフルなヘッド・ドレスの製作現場などを捉えながら、メンバーそれぞれの日常や心のうちに一層迫っていく。

「この活動を始めて14年。後悔は何ひとつない」と言うリーダーのキャサリンだが、初め、夫はあきれていたという。ボルチモア出身の元潜入捜査官、ナンシーは、持病の胃不全麻痺のためチア・リーディングを続けられるか否かの瀬戸際にいる。髪飾りの製作者フランは、夫が彼女の活動を快く思っておらず、半年間、ノースカロライナの別荘へ連れていかれることになってしまった。子どもが家を出てシングルのパティは、「人生の目的は何?」と自問自答する。チームの音楽担当、スーは最近まで服役していたが、チームが受け入れてくれたおかげで殻を破ることができたと振り返る。

次第に映し出されていくのは、孫の世話、夫との生活、悪化していく健康状態など、それぞれが自らの問題を背負いながらも、チームを続けたいと奮闘し、涙する姿。そして互いの事情を理解し、支え合おうとするメンバー同士の友情と連帯である。ある日とうとう、ナンシーはチア・リーディングをやめる決断に迫られる。フランは、夫がいる別荘から何とか出ようとするのだが…こうしてもたらされた変化を、<カレンダー・ガールズ>たちはいかに受け止めるのか?

Characters 登場人物

  • Katherine キャサリン

    <カレンダー・ガールズ>設立者のひとり。2006年からリーダーを務める。
    完璧な統率力でチームを牽引する。週60時間以上をチームのために費やす。

  • Nancy ナンシー

    メリーランド州ボルチモア出身。元警察官。現在は電気関係の仕事に就いている。

  • Fran フラン

    チームの特色である髪飾りの製作者。ノースカロライナの別荘で夫と過ごすことになり、半年間練習に参加できないことに。夫はフランのチームへの情熱を快く思っていない。

  • Patti パティ

    新メンバー。チーム内に自分の居場所を作ろうと奮闘中。
    シングルだが、孫の世話のためペンシルバニアに戻る。

  • Sue スー

    チームのDJ。米軍の退役軍人。13年の刑期を終えて最近出所した。

Calendar Girls カレンダー・ガールズについて

フロリダを拠点とする、熱心で才能ある50歳以上の女性たちで構成されるチア・ダンス・チーム。活動の発端は2005年。あるダンサーグループが地元バスケットボールチームのハーフ・タイム・ショーに出演するためオーディションで選ばれたことにはじまり、2006年に非営利のLLC(有限責任会社)として法人化し、<カレンダー・ガールズ>(Calendar Girls)が誕生した。

カレンダー・ガールズは、地域のイベント、チャリティー募金活動、プライベートパーティー、パレード、高齢者施設などでパフォーマンスを披露し、フロリダ南西部の人々の心を掴んできた。時にエレガントに、時にはワイルドで奇抜なコスチュームを身にまとい、地域とのつながりを大事にしている。<年齢とは心の状態である>をモットーに、あらゆる年齢の女性のロールモデルになるよう努めている。<成熟した動き>(Maturity in Motion)をすべてのパフォーマンスで体現することを目指し、カントリー、ロックン・ロールなど様々な音楽を取り入れ、公演はフロリダ州全域に渡る。

活動の大きな目的の一つは、慈善事業であるということ。<カレンダー・ガールズ>(Calendar Girls)という名称は、フロリダ州パルメットにある、盲導犬や介助犬についての活動をしている<サウスイースタン・ガイド・ドッグス>(Southeastern Guide Dogs)(※)の認知度向上と資金調達のために、彼女たちが毎年作っているカレンダーに由来する。現在、サウス・イースタン・ガイド・ドッグスに25頭目の盲導犬を贈るべく活動中。
(※)サウスイースタン・ガイド・ドッグス>(Southeastern Guide Dogs):視覚障害のある退役軍人やPTSDのある退役軍人のために盲導犬の訓練等を行っている。

Directors 監督

Reviews コメント・海外評

Theaters 上映情報

地域 劇場名 公開日 備考
東京都アップリンク吉祥寺上映終了
神奈川県あつぎのえいがかんkiki上映終了
栃木県宇都宮ヒカリ座上映終了
宮城県チネラヴィータ上映終了
福島県Kuramoto上映終了
長野県上田映劇上映終了
愛知県第28回あいち国際女性映画祭上映終了
大阪府シネ・ヌーヴォ上映終了
兵庫県元町映画館上映終了
京都府アップリンク京都上映終了
福岡県キノシネマ天神上映終了
佐賀県シアターエンヤ上映終了
鹿児島県ガーデンズシネマ上映終了

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