日本映画(映画配給)
美しい夏キリシマ
監督:黒木和雄
出演:柄本佑 小田エリカ 石田えり 香川照之 左時枝 牧瀬里穂 原田芳雄
第77回「キネマ旬報」ベストテン第一位・日本映画監督賞・新人男優賞/日本映画ペンクラブ会員選日本映画一位/日本映画批評家大賞新人賞・助演男優賞/第29回報知映画賞助演男優賞他多数受賞
文部科学省選定 日本映画ペンクラブ特別推薦
2002年/日本/カラー/シネスコ/DTSステレオ/118分/35mm・16mm・DVD
監督自身が、生涯忘れることのなかったある夏の記憶を結実させた作品で、敗戦の影が漂う1945年夏、自分だけが生き残ったことを責める15歳の少年と、周辺の人々の<戦争という日常>を必死に生きるドラマが、きめ細かく描かれた日本映画史に残る傑作。
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ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」掲載 弊社代表 中野理惠の連載
「すきな映画を仕事にして」第48話 49話で『美しい夏キリシマ』に触れています
●第48話 『美しい夏キリシマ』①
●第49話 『美しい夏キリシマ』②
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ソ満国境15歳の夏
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監督:松島哲也 原作:「ソ満国境・15歳の夏」(田原和夫著)
プロデューサー:野田慶人/宮澤誠一/松島哲也
脚本:友松直之 音楽:上野耕路 撮影:奥原一男 照明:田部 誠 録音:山田 均
編集:宮澤誠一/清水和貴 美術:庄島 穀/小林久之
製作:「ソ満国境 15歳の夏」製作委員会
出演:田中 泯 夏八木 勲
金子 昇 大谷 英子 田中 律子 二階堂智 長本批呂士 上田耕一 小林 勝也
香山 美子(特別出演)
配給:パンドラ+JSN(ジャパン・スローシネマ・ネットワーク)
文部科学省選定
2015年/カラー/デジタル/94分
すべては一通の招待状から始まった―――
未會有の打撃を受けた東日本大震災から1年後の福島。15歳の敬介は仮設住宅での生活を余儀なくされていた。中学最後の夏。放送部の作品づくりができないことを残念に思う敬介たちの許に、中国北東部の見知らぬ小さな村から、招待状が舞い込む。期待と不安を胸に、中国へと旅立つ敬介たち。招待主は村の長老・金成義(ジンツンイ)。彼の口から語られたのは、67年前、15歳だった少年たちの壮絶な体験だった…。
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旅の贈りもの 0:00発
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公開:2006年10月7日
監督:原田昌樹
出演:櫻井淳子 多岐川華子 德永英明 大平シロー 大滝秀治
樫山文枝
2006年/日本/109分/カラー/ビスタサイズ/DTS-SH
誰もが旅に出たくなる――心と身体に効く、この感動と出会うために!
真夜中を告げる0時00分大阪発の列車。その列車に乗り込んだ5人の男女が辿り着いた先は、「風町」という小さな港町。降り注ぐ眩しい太陽とともに、彼らがそこで出会ったものとは…?
叙情豊かな西日本各地の風景、懐かしの名列車、そして出会いと感動―。鉄道の旅の魅力を余すところなく捉え、観た人誰もが旅に出たくなる、そんな魅力いっぱいのハートフルな感動作。出演は、TV「ショムニ」などの櫻井淳子、映画初出演の徳永英明、同じく映画デビューとなる期待の新人・多岐川華子、漫才でおなじみの大平シロー、大ベテランの大滝秀治など、多彩な顔ぶれが結集。
全編を彩るのは、懐かしい名曲の数々。徳永英明が歌うのは、本作のために書き下ろした「happiness」 と中島みゆきの名曲「時代」。エンディングを飾るのは、山口百恵を敬愛する中森明菜が歌う「いい日旅立ち」。情感たっぷりのメロディが、旅の映画にふさわしい感動を盛り上げる。なお、劇中の音楽は、気鋭のサウンドクリエーター、浅倉大介が手がけている。
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ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」掲載 弊社代表 中野理惠の連載
「すきな映画を仕事にして」第55話 56話 57話で『旅の贈りもの 0:00発』に触れています
●第55話 『旅の贈りもの 0:00発』その1
●第56話 『旅の贈りもの 0:00発』その2
●第57話 出版とりやめと『娘道成寺 蛇炎の恋』
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チルソクの夏
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2003年日本映画監督協会新人賞
監督・脚本:佐々部 清
出演:水谷紀里 上野樹里 夏木マリ 山本譲二
文部科学省選定 青少年映画審議会推薦 文化庁芸術振興事業
2003年/日本/カラー(一部モノクロ)/114分/DVD
1977年、メールも携帯もなく、日本と韓国が近くて最も遠かった時代、山口県の高校生郁子は、日韓親善陸上競技大会で韓国の高校生に淡い恋心を抱き、翌年の再開を約束する。さわやかな感動作である。
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村の写真集
監督:三原光尋
出演:藤竜也 海東健 宮地真緒 甲本雅裕 桜むつ子 吹石一恵 大杉漣 原田知世
第8回上海国際映画祭最優秀作品賞&最優秀男優賞
2004年/日本/カラー/アメリカンヴィスタ/ドルビーSR/111分/35mm・16mm・DVD
山間に消え行く村を写真に残すために、人々を訪ね歩く寡黙な父と、反発する息子。
四国の豊かな自然を舞台に、家族の絆を改めて感じさせる感涙作!
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夕凪の街 桜の国
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監督:佐々部 清
原作:こうの史代(第9回手塚治虫文化賞新人賞 平成16年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞)
出演:田中麗奈 麻生久美子 中越典子 藤村志保 堺正章
第32回報知映画賞主演女優賞/第81回「キネマ旬報」ベストテン第9位/
第62回毎日映画コンクール主演女優賞/第50回ブルーリボン賞主演女優賞/第17回日本映画批評家大賞作品賞・審査員特別賞
2007年/日本/カラー/118分/35mm・16mm・DVカム・DVD
原爆投下から13年後の広島で原爆症発症の恐怖を抱える皆実と、現代に生きる皆実の弟の娘七波の2人の女性を通して、原爆の悲劇と生きる喜びを描く。
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ゆずり葉の頃
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監督:中 みね子 音楽:山下洋輔 劇中画:宮 正明
出演:八千草薫 仲代達矢 岸部一徳 風間トオル
竹下景子 六平直政 嶋田久作 本田博太郎
プロデューサー:持田郁夫 撮影:瀬川龍 編集:川島章正 照明:原由巳
録音:藤丸和徳
整音:瀬川徹夫 美術:小林真木 題字:浅井竜介 助監督:酒井長生
製作プロダクション:岡本みね子事務所・仕事
製作協力:喜八プロダクション・無名塾・柊企画・ゴールフェイス
モスクワ国際映画祭2014特別招待作品
2014年/日本/ビスタ/デジタル/©岡本みね子事務所/102分/DCP・ブルーレイ・DVD
海外で商社に勤める進が帰国した。着物の仕立てをしながら一人で暮らす母の市子は旅に出ている。進は、理由も語らず一人旅に出た母を気にかけ、旅先と聞いた軽井沢へと後を追う・・。市子を演じるのは八千草薫。市子が想いを寄せる高名な画家に仲代達矢、息子の進に風間トオル、市子を温かく迎える喫茶店のマスターに岸部一徳。さらに、竹下景子、本田博太郎、嶋田久作など実力派俳優が集結。音楽は日本を代表するジャズピアニスト・山下洋輔。撮影に瀬川龍(『しあわせのパン』)、編集に川島章正(『おくりびと』)と、一流スタッフが参加。物語の核となる劇中画は、現代日本美術界を牽引する宮廻正明(東京藝術大学大学院教授)が本作のために描き、華を添える。そして監督の中みね子は撮影当時76歳。岡本喜八監督のプロデューサーとして、『肉弾』『大誘拐』など数々の傑作・名作を世に送り出してきた岡本みね子が、喜八監督亡き後、新たな<映画人生>の第一歩として、旧姓で監督に挑戦した意欲作である。
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