1994年/157分/35ミリ ¥70,000(税別) 図書館外貸出可/有料上映不可
監督・撮影:原一男
出演:井上光晴、埴谷雄高、瀬戸内寂聴、野間宏
日本映画監督賞
キネマ旬報ベストテン1位・監督賞 毎日映画コンクール日本映画大賞 日本映画ペンクラブベスト1位
『ゆきゆきて、神軍』から7年、94年の日本映画各賞を総なめした大傑作。
小説『地の群れ』などで知られる、作家・井上光晴の生を描く長編ドキュメンタリー。
約40年にわたって創作=小説と格闘し、92年5月ガンに散ったひとりの小説家の「虚構と真実」が、インタビューを中心とする従来通りの記録映画的な部分と「イメージ篇」と名付けられた一種のドラマを交えて綴られる。
5年もの歳月を費やした原一男監督の意欲作で、埴谷雄高、瀬戸内寂聴などの作家が登場するのも興味深い。