鉱毒悲歌

koudokuhika

1983年=2014年/日本/モノクロ+カラー/103分 ¥70,000(税別)
制作:蘇る「鉱毒悲歌」制作委員会
日本最初の公害事件足尾銅山鉱毒事件。製作開始から40年、幻の記録映画が甦る!
田中正造による告発で知られる栃木県渡良瀬川の足尾銅山鉱毒事件。煙害で消滅した松木村農民の話、雲竜寺に佇む坑夫の墓、住職が語る強制連行の話。銅山閉山後も続く珪肺病患者の闘い。さらに渡良瀬川下流、谷中村の芦原に佇む旧谷中村の墓地、その遺跡を守ろうとする人たちの活動、葦刈り権を巡る旧谷中村村民と周辺農民の争い、津軽海峡を渡り、北海道佐呂間に移住していった農民とその子孫の苦闘の姿を、カメラは淡々と追い続ける。最後まで田中正造と行動を共にした島田宗三さんのインタビューは貴重な記録である。谷中村農民に思いを寄せる田中正造の姿が伝わってくる。

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ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」掲載 弊社代表 中野理惠の連載
「すきな映画を仕事にして」第62話で『鉱毒悲歌』に触れています
●第62話 最終話 最近の配給作品のことなど