満映−国策映画の諸相 胡昶+古泉 著 横地剛+間ふさ子 訳 定価3,200 円+税 A5版上製 *「発売=現代書館」をクリックすると、現代書館のホームページにジャンプします |
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1945年、日本の敗戦と共に消えた満州、そして満映。伝説の人物・甘粨正彦、李香蘭…… 満映に関する正確な資料の入手が困難なため、伝説と化した幻影の中で語られるのは思い出話ばかりであった。 植民地戦略のために国策映画を作り続けた満映は、一方では多くの若い映画人を養成した。中国人もいた。日本人もいた。彼らが映画に賭けた青春は幻でも伝説でもない。それは植民地という畸形の土壌から芽生えた力強い映画の息吹だった。 歴史から欠落した闇のページに記録される原資料の数々と中国人関係者の貴重な証言! |