※変更の可能性もございます。詳細は各劇場へお問合せください。
日にち | 時間 | 劇場 | 登壇者 |
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6月20日(土) | 1回目(10:00~)上映終了後 | (大阪)シネ・リーブル梅田 | 中みね子監督 |
6月27日(土) | 1回目(10:20~)上映終了後 2回目(12:30~)上映前 |
(愛知)名演小劇場 | 風間トオル/中みね子監督 |
7月 2日(木) | 1回目(10:00)上映終了後 2回目(12:30)上映前 |
(東京)立川シネマシティ | 中みね子監督 |
7月 4日(土) | 1回目(10:00~)上映終了後 2回目(13:20~)上映前 |
(岩手)盛岡ルミエール | 中みね子監督 |
7月 5日(日) | 1回目(11:00~)上映前 | (宮城)桜井薬局セントラルホール | 中みね子監督/結城琳久也(宮謙一郎少年時代役) |
7月11日(土) | 14:30~の回、上映終了後 | (佐賀)シアターシエマ | 中みね子監督 |
7月12日(日) | 未定 | (熊本)DENKIKAN | 中みね子監督 |
7月13日(月) | 14:00~の回、上映前 | (大分)シネマ5 | 中みね子監督 |
7月18日(土) | 10:30~の回、上映終了後 | (長野)長野松竹相生座・ロキシー | 中みね子監督 |
7月25日(土) | 12:20~の回、上映前 | (京都)京都シネマ | 中みね子監督 |
7月25日(土) | 14:50~の回、上映終了後 | (神戸)元町映画館 | 中みね子監督 |
8月 8日(土) | 14:15~の回、上映終了後 | (三重)進富座 | 中みね子監督 |
8月27日(木) | 時間未定 | (大分)湯布院映画祭 | 八千草薫/中みね子監督 |
9月 5日(土) | 13:35~の回、上映終了後 | (神奈川)川崎市アートセンターアルテリオ映像館 | 中みね子監督 |
9月8日(火) | 12:30~(12:15開場) | (兵庫)シネ・ピピア | 中みね子監督 |
9月12日(土) | 12:45~の回、上映終了後 | (神奈川)川崎市アートセンターアルテリオ映像館 | 中みね子監督 |
9月19日(土) | 10:00~の回、上映終了後 | (神奈川)川崎市アートセンターアルテリオ映像館 | 中みね子監督 |
9月23日(水・祝) | 10:00~の回、上映終了後 | (神奈川)川崎市アートセンターアルテリオ映像館 | 中みね子監督 |
9月25日(金) | (神奈川)関内ホール | 八千草薫/中みね子監督 | |
9月26日(土) | 10:20~の回、上映終了後 | (山形)鶴岡まちなかキネマ | 中みね子監督 |
9月30日(水) | 10:00~の回、上映終了後 | (神奈川)川崎市アートセンターアルテリオ映像館 | 中みね子監督 |
10月3日(土) | 10:00~11:45 | (神奈川)新百合21ホール ※アート講座プログラム内、講師として |
中みね子監督/風間トオル(予定) |
10月4日(日) | 時間未定 | (長野)佐久アムシネマ | 中みね子監督 |
10月7日(水) | 時間未定 | (東京)下高井戸シネマ | 中みね子監督 |
10月30日(金) | 11:15の回、上映前 | (神奈川)アミューあつぎ 映画.comシネマ | 中みね子監督 |
受付開始前から上映を待ちかねるお客様の長蛇の列ができ、満席のスタートとなった初日には中みね子監督が、主演の八千草薫、風間トオル、岸部一徳、六平直政と共に舞台挨拶をしました。
中監督は「胸がいっぱいで挨拶ができません。これ以上言うと涙が出てしまいます。この映画が大海へ出られることを祈っています。どうぞ見守ってください」と時折声を震わせながら感謝の想いを述べた。
八千草は「初日に見ていただく興奮でワクワクしていますし、喜んでいただけるかなとドキドキしています」「最後の親子のシーンを撮り終わった時にすごくうれしくなったのを覚えています。私たちの世代だけでなく若い方にも観ていただいて、幸せな気持ちになっていただけたら」と笑顔。
風間は「とても素敵な時間が舞い込むような映画です」岸部は「八千草さんと映画で共演するという念願がやっと叶いました」岸部に言われて、生まれて初めてオーダーをした背広を着てきたという六平は「今の日本映画はすぐ人が死んだり、色恋沙汰が多いですけど、この作品はゆったりとした大人の映画です」とそれぞれに映画の魅力を語った。
最後に中監督も、「できたことが奇跡。天上から谷口千吉監督(八千草の夫)や喜八さん、亡くなった仲間たちが、やっちゃったらしようがないって言って、支えてくれていると思う」と語った。
5月21日(木)スペースFS汐留にて雑誌「孫の力」主催の試写会が開催されました。
上映前には中みね子監督と、主演の八千草薫さんの舞台挨拶もあり、
八千草さんからは「”みね子さんが監督をするなら!”と本当に素敵な俳優さんやスタッフさんが集まって、みんなで創り上げた作品。みんなの”みね子さんのために!”という想いがスクリーンを通じて、温かみとして伝わってくる素敵な映画になった。」
監督は「八千草さんという素敵な女優さんがいたからこそできた作品。」
「映画は観てくれる人がいて、完成です。観てくれる人がいないとエンドマークはつきません。ぜひみなさんに観ていただきたい。」と語りました。
長い付き合いだというお2人のお話しもはずみ、八千草さんが「映画の話しもしないと」とおっしゃるほど、会場には笑いが絶えない楽しい舞台挨拶となりました。
5月5日(火)銀座にある長野県のアンテナショップ銀座NAGANOにて、中みね子監督と日本映画評論家 下村健さんの公開記念トークイベントを開催しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
当日は五月晴れ、GW真っ最中。幅広い年齢の方がトークイベントに駆けつけてくださいました。映画のほとんどを軽井沢で撮影した本作ですが、軽井沢での撮影秘話から、ロケでお世話になったお店のお得情報ありと盛りだくさん。ちなみに、軽井沢をロケ地に選んだのは「主演の八千草薫さんにピッタリの場所だから」とのこと。「素晴らしいスタッフ・キャストに支えられてできた映画です。どうぞ、応援お願いします!」中監督の本映画にかける情熱と、愛を感じていただけるイベントになりました。
5月23日(土)岩波ホールでの公開まであと僅か。引き続き応援よろしくお願いいたします!
日本映画界を牽引してきた名俳優と各界を代表する製作陣が登壇するとあって、会場には多くのマスコミが駆け付けました。
オープニングアクトでは、作中の音楽を担当した世界的ジャズピアニストの山下洋輔が生演奏を行い、溢れんばかりの喝采がおくられる中、八千草薫、仲代達矢、風間トオル、中みね子監督、劇中画を担当した日本絵画家の宮廻正明が登壇。
八千草は劇中でも着ていた私物の着物で登場し、演じた感想など問われると、「皆一生懸命で今までと違う力が湧いてくるようで、色々な事がいい方向に進みました。雨が降るか降らないかの何とも言えない光線の中で、とても画面がきれいな、素敵な映画が完成して良かったなと思いました。役については、自分に合った役柄を頂いて、気持ちよく映画に入っていけて、幸せでした。」と答えた。
仲代は「若いころから岡本喜八監督とみね子さんにはお世話になっていて、ここまで役者でいられたのも2人のおかげです。素晴らしい映画になった。亡き岡本喜八監督に捧げたいと思います。」
風間は「他にはないとても時の流れが細かくゆっくり描かれている映画で、セリフが多くないので、モスクワ映画祭でも国境を越えて感動して頂けてすごくうれしかったです。」と語った。
音楽を担当した山下は「ジャズはやるな!ピアノ1本でやれ!と言われていましたが、あるシーンで雰囲気も合うこともあり、ジャズを入れたら、みね子監督にすぐにばれました(笑)」と答え、ストーリーの軸となる絵を、2枚描き下ろした宮廻は「監督から指示があった通りの絵を描きました!(笑)普段自分で構想して描くのですが、こういう描き方もあるんだなと新鮮でした。」と監督との仲が伺える制作秘話を明かした。
本作が初の監督作となる、中監督は「寂しい時に、喜八監督から最後にお前ももう1回書いてみたらどうだと言われたように感じて、一人では出来ない事を皆さんに助けていただいて出来上がった、好意の塊のようなもの。出来不出来より、愛情を持って観ていただけたら嬉しい。」と映画完成への感謝の思いを述べた。
監督が大人のラブシーンにしたという八千草と仲代のダンスのシーンについて問われると、仲代は「今まで八千草さんとは何度も共演してきたが、この映画での八千草さんの演技は素晴らしい!初々しさと品格があって、この映画を90%支えているのは八千草さん!」と大絶賛。
その隣で困惑する八千草は「信頼して、仲代さんについていけばいいんだという気持ちでした。とても感動的なシーンになったと思います。」と答えた。
また、タイトルにもなっている"ゆずり葉"になぞらえ、ゆずりたいものとこれだけはゆずれないものについて問われると、困惑する風間や仲代に、中監督は「お年に関わらず、いつまでもいい男でいてもらいたい。」など、つぎつぎと母親のように代わって答える姿に温かい笑いが溢れた。
記者からの「喜八監督の墓前になにかご報告されましたか?」という質問に中監督は「今日もお線香をあげながら監督に、やってよかったのかなぁ迷惑かけたんじゃないかなぁ。でも素敵な仲間と出会えて嬉しいと報告してきました。映画を作ったことを許してもらえるよう、平均年齢は高いですけどジジババも頑張っているということを若い人にも観ていただけたら嬉しい。」と答えた。
2014年6月に開催された、第36回モスクワ映画祭でThe Third Age部門出品作品として「ゆずり葉の頃」が上映されました。中みね子監督と、出演の風間トオルがモスクワにある会場へ行き、とても素晴らしい席をご用意いただいたとのこと。多くの方々にうれしいお言葉をいただき、監督が持参した本作のポスターには、隙間がなくなるほどたくさん、ご覧になった方々からのサインとメッセージが溢れていました。”本当に行ってよかった”と、監督と風間さんがお話しされるくらい、とても素敵な時間だったようです。